リサイクル事業を広げ、3Rの推進に貢献しよう
(社)日本環境衛生施設工業会 会長 藤村 宏幸

 ご紹介に預かりました藤村でございます。先ほどの総会でこれまでと変わらずに、すべての役員が留任することになりました。役職員一同、一生懸命やりますのでどうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。
 本日は雨の中、本懇親会に、環境省の幹部の皆様方、それから学会、関係諸団体、そして会員の皆様方、ご参加いただきましてまことにありがとうございます。工業会としては精一杯の準備をしたつもりでございますので、どうぞごゆっくり懇談していただければと思っております。
 今日のこの日を選んだというのは、偶然ではございませんで、副会長の森下さんの大変なご努力だったと思いますが、今日は「ごみゼロの日」ということになっております。5月の30日は「ごみゼロの日」、これは何も私が言っているではなくて、政府がお決めになったんです。
 それに合わせまして実は今日私どもの工場があります藤沢市とか、東京都の銀座のほうも「ごみゼロ活動」をなさっております。ですから、今日は銀座でたばこの吸殻を捨てますと、それを拾ってきれいにしている方がいらっしゃるわけでございまして、葉山市も三鷹市もそうだと思いますが、いろんな地方自治体が「ごみゼロ」ということで、今日催しをなさっております。小池大臣もフジテレビで「ごみゼロ」ということで出演されるそうでございます。
 さて、まさに先程お話がございましたように、環境省はじめ関係者のたいへんなご努力により、循環型社会形成推進の交付金制度という、新しい仕組みが発足いたしました。
 この工業会が目指すのも「ごみゼロ」でございまして、いかにリサイクルするか、もちろん国全体が目指すのは「3R、リデュース、リユース、リサイクル」ではございますけれども、しかし、私たち工業会としましては、リサイクルで世の中に貢献していきたいと思っているわけでございます。
 先程の総会でいただいたご祝辞で、環境省の由田課長さんからの力強いお話がございましたが、まさにその面で新しい技術の開発、そして普及、そして、NGO、NPOの力をお借りしていろんな事業を推進していく。従来よりももっと幅広い活動ができる工業会としての責務はますます高まってきたのではないかと思っております。皆様方の力を結集しまして、循環型社会形成のためのいろんな施策に協力し、力強く推進していきたいと思っております。
 夢も希望もあるわけで、ごみ処理事業は新規発注の規模が2千トンしか出ないという観測もありまして、今年はミゼラブルでございますけれども、しかし仕事はいくらでも広がっていくということで、そこに「夢を見出していくことが大事」だと思います・・・。「バク」ではございませんので、夢だけ食べて生きるわけにはいきませんけれども、「エネルギーのある夢」を食べていく工業会として発展していきたいと思います。
 長々とごあいさつを致しまして申し訳ございません。どうもありがとうございました。

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